第一問 答弁趣旨 市長
次世代型焼却炉建設の中で取り組むべき市民的課題は何かということでございます。行政におきましては、まず安全・安定稼働の確保ということになりますが、余熱利用や溶融スラグの有効利用についても具体的かつ速やかに取り組んでまいりたいと考えております。
そして、市民の皆様には、この新しい焼却炉の建設を期に、ダイオキシン問題やエネルギー問題など改めて環境問題への関心を深めていただき、徹底したごみの分別、減量、リサイクル、また地域のゼロエミッション化など、循環型社会の構築に向けた積極的な取り組みをお願いしたいと思っております。
また、この新しい資源化センターを核とし、広く市民福祉の向上と地域の活性化に資するため、周辺一帯をエコビレッジと位置付け、環境にかかわる様々な機能を整備する構想を持っておりますが、今年度は構想の策定に向け基本的な調査を行うこととして作業を進めているところでございます。
従いまして、今後この調査結果を踏まえ、地元や議会をはじめとした各分野の方々の御意見も伺いながら、精査検討し、最終的な構想をまとめてまいりたいと考えております。
なお、地元要望も高く、また中心となります余熱利用施投につきましては、策定中であります。次期基本構想・基本計画の中に位置付けをし、計画的に堆進をしてまいりたいと考えております。