第二問 答弁趣旨 市長
開かれた市政の展開について答弁をさせていただきます。再度の御質問でございますが、情報公開あるいは「市長への手紙」を例として挙げさせていただきましたが、また一方では市民とのパートナーシップによるまちづくりを進めるために、市民参加のデザインゲームによる公園づくり、そしてまた、審議会等への公募委員の委嘱の拡大などを進めております。こういったことは今後、更に充実させていきたいと考えております。
なお、行政評価システムの導入などによりまして、市の目指す方向を市民に明らかにしていく、これも開かれた市政の展開にとって大きな力になると私は位置付けをしております。
○平松財務部長
それでは、入札制度の改革についてお答えをいたします。入札制度調査特別委員会からの御意見をいただきながら数々の改革をしてまいりました。そこで、今後の検討課題となっておりますものの現時点での具体的な取り組みと申しますか、判断ということでございますので、お答えをいたします。
まず、第1点日の最低制限価格の設定についてでございますが、工事の適正な履行の確保と疎漏工事の防止という観点から、これは必要であるものと考えておりますが、ただし、解体工事や簡易な塗装工事、それからしゅんせつ工事、植栽工事などのいわゆる構築物を設けない工事につさましては、平成10年4月からこの最低制限価格を設けない旨の改正をいたしております。
それから、2つ日の低入札価格調査制度についてでございますけれども、契約内容に適合した履行の確保が可能であるかの判断をすることが難しいと申しますか、工事期間等の関係とか、あるいは体制の問題等もございまして、現時点での導入は考えてはおりません。
それから、3つ目の多様な入札方式の導入についてでございますが、本市発注の工事規模では、事務量などの増だけが目立ちまして、コスト縮減などの効果が上がらないという考えのもとで、当面は現在の入札方式で対応していきたいと考えております。先ほど申しました低入札価格調査制度もそうですが、この多様な入札方式の導入につきましても、今後とも他都市の導入状況等を参考にしながら、引き続き勉強をしてまいりたいと思っております。
それから、最後の優良工事施工業者に対する表彰制度についてでございますけれども、現在、工事成
績評定に基づきまして、優良工事施工業者に対しましては指名回数の加算を行うなどの優遇措置を講じておりますので、表彰制度につきましては現在のところ考えてはおりません。
○大羽企画部長
「市長への手紙」の件数を申し上げますが、9年度が437件ございました。10年度が194件、11年度、2月末でございますけれども、217件と、そんな推移をたどっております.ちょっと件数が多くなったという状況がございます。
ちなみに、これらの御意見の中で取り入れられるものがおおよそ半数ぐらい、何らかの形で市政に取り入れられるというような状況がございます。9年度でいきますと、国際交流会館、土・日閉めていたわけですが、それの開館、非常に参加がしやすいという御要望が結構ありまして、そういうこと。
それから、駅のベデストリアンデッキですか、その辺の御意見も相当ございました。特調の方でも提言
がございました。あと、最近でございますが、外国籍の方がたくさんみえますが、ポルトガル語の広報が欲しいという声がまいりまして、そちらも対応するように、そのような状況でございます。