★ひでさんの折々の記★

2013/5  都議選、参院選、奔走の5月!
●5月31日(金)夜、NHKスペッシャル「応援職員・奮闘記」を見た。

 震災以来、深刻な職員不足に見舞われながら、膨大な復興業務と格闘してきた被災地の自治体。そこで大きな役割を果たしてきたのが全国の自治体から派遣されてきた応援職員だ。中でも役場が津波にのみ込まれ、職員の3分の1が犠牲になった大槌町では、80人を越える職員が全国から駆けつけ、復興のために汗を流してきた。

 しかし、現実はそんな生易しいものではなかった。被災した住民たちひとりひとりと丁寧な話し合いが必要になる復興まちづくり。風土やまちの文化を知ろうと努力を重ね、何度も地権者のもとをたずねては信頼関係を築き上げてきた懸命な取り組み。公務員とは何か、公務員の誇りとは何かをひしひしと伝えてくる番組だった。

 豊橋市からも6人の職員が4自治体に派遣されている。それだけに大いに頑張ってもらいたい。

●5月30日(木)昼間、久しぶりに市幹部とお会いし、議会談義。「最近の若手の議員諸氏は、勉強もせずに、『何をやったらいいですか』と議会前になると現れる。嘆かわしい。もっと、新聞で『喝!』を入れてくださいよ」と注文をいただく。「それとホームページの更新が、遅れ遅れですねえ」と小言も。

 夜、大阪市議会の橋下市長への問責決議の顛末が一斉に報道された。

 「喧嘩上手の橋下氏に分断された形になった」。「窮地に陥っている橋下氏が市長選でミソギをして再浮上するチャンスになるところだった」。「それでも大阪市政で橋下市長の難しい課題が解決したわけではない」。「市議会は市民の生活のために働く所で、政党の代表としての橋下さんの発言で問責というのはおかしい」。「国政でも橋下さんの維新内部の評価は大きく低下している」。「総理の右寄りの発言が、橋下発言の影響を見て大きく修正された」。

 「橋下発言を巡っての大阪市議会のドタバタ劇」という、見方が一般的だ。「問責決議が可決されたら再選挙でしょうね」と言ったのは維新の会幹事長の松井大阪府知事だ。

●5月26日(日)朝早くから、東浦、知多、名古屋、北名古屋方面を友人、親戚を訪ねて対話を重ねた。

 知多ではかっての職場の上司が、寝たきりになって2年。この先輩の訪問リハビリに通ってくれているのが元参議院議員の山本保氏の元秘書が知多で開業している介護施設。「丁寧にやっていただいています」と奥さんの感謝の声。
 名古屋市中川区の団地では「公明党の市会議員さんが表通りでいつも街頭演説されている姿に、頭が下がります」との言葉。
 北区の親戚では、「すぐ前の公園の落ち葉の処理で困っていたら、近くの党員さんが連携をとっていただいて樹木の伐採をしてくださって、ありがたい」と。
 北名古屋の親戚では「白内障の手術をしましたが、保険適用で出費が少なくて済みました」と感謝の言葉。
 公明議員のネットワークが、地域に根を下ろしていることが嬉しい。

●5月23日(木)「友人から、年金がこの秋や来年の春に下がるといわれたが、ちゃんと説明してください」という要請から、地域の会合に出かけた。

 昨年11月16日、解散直前に野田政権がギリギリで成立させた「国民年金法等の一部を改正する法律等の一部を改正する法律等の一部を改正する法律」によって決定されたもので2013年10月、2014年4月、2015年5月と年金の支給額が徐々に減ることになったことを丁寧に説明した。「物価が下がると年金支給額も下がるという物価スライドという仕組み」とあわせて。しかし、事がことだけに、聞く人にとっては「言い訳」でしかなかったであろう。

 『物価が下がったのに、この4、5年年金が下げられずにずるずるときました』といわれても、私たちのようにささやかな生活をしていると、そんな実感はありません。それで、どれくらい下がるのですか」
 「国民年金では今年の春から666円(65,541円→64,875円)下がります。来年春に675円、2015年4月に334円、そうすると今の支給額から1,675円、2か月に1回の振り込みですから3200円ほど違ってきます」

 「私たちにとっては、その3200円がとんでもない痛みなんです。その痛みを、こういうことを決めた政治家の人たちは知っているのでしょうか。株が上がった。トヨタは1円の円安で400億円の利益が出るとか、そんな景気のいい話は、何処の話ですか」
 「そのうえ、来春、消費税は7%になり、再来年の秋には10%になるんでしょ。食料品の消費税はあげないとか、所得の低い人には定額給付金とか、給付付定額控除とか、最近は全然、話題になりません。どうなっているのですか?憲法や従軍慰安婦ばかりです」

 今年の秋、振り込まれてきた通帳の金額を見て顔を曇らせる人たちの悲しそうな表情を、政治に携わる人たちは、どう考えるのだろう。

●5月22日(水)昨夜は眠れなかった。辛い夜だった。ただただ、祈る以外に、自分はできなかった。

 昼間の座談会に訪れたのは豊橋市のはずれの農村地域の会場。参加者の中にこの地域で農作業をしながら頑張っていただいたご婦人の姿がないことに気が付いた。
 「あれ〜、今日は公明おばあさんは、どうされたんですか」と聞いたら、「ひであきさん、〇〇さんは2か月前の寒い朝に亡くなられたんです。家族葬で静かに旅立たれました」という話。
 「ええ、そうだったんですか」、するとみんながこんな話をしてくれた。「〇〇さんは、公明党、公明党と言って、最後まで拡大に頑張って、おられました。この地域をくまなく、どれだけ動かれたことか。

 90歳を過ぎてなお、党勢拡大に走り続けたご婦人だった。遊説カーを見つけると、畑の中で飛びあがるように手を振ってくださった。あの姿にどれだけ勇気と元気を元気をいただいたことか。
 まちのはずれの、農家の嫁として、様々な困難に直面しながら「公明おばあちゃん」として村で慕われ、生涯を全うされたその生き様。その「公明おばあちゃん」の訃報も知らずに、何というぶざまな自分かと辛かった。

 知らない所で、無名の人たちが、明るく、そしてたくましく、いつか公明党の天下取りの日を、唯一の希望として生き抜いておられる人たちがいる。いや、そうして生涯を終えていった人たちが沢山いる。公明議員や、公明議員OBはこういう人たちのことを、決して決して忘れてはならない。ただただ、そのことをを詫びながら、ご冥福を祈った。

●5月18日(土)  前畑町総会を新旧役員の出席を得て、高千穂会館(新栄)で開催した。

 席上、15年間の長きに渡って自治会長として御苦労いただいた溝口和政様に住民の総意として記念品と、奥様に花束を贈呈させていただき、参与に就任していただいた。
 また、総会の審議の中で、昨年度決算や新年度予算案(別掲)、規約改正について審議、承認いただいた。規約の改正では理事(組長)を組長に改め、執行部会(会長・副会長)で協議し、組長会や役員会(組長に各種委員が加わる)で決定するというシンプルな体制に変更した。

 総会は参加者全員で記念写真ののち、澤田氏子総代の音頭で乾杯し、なごやかに懇親した。

●5月14日(火)浦和駅西口にこんな像が(^-^)、さすがに埼玉というべきか、彩の国というべきか。

 それにしても、昨夜の高校仲間の「飲み会」は憲法論議で盛り上がった。憲法9条、集団的自衛権、日米同盟など、そもそも言葉の定義からバラバラで論じ合うものだから、収集がつかない。あげくの果てはカラオケ会場での「高校三年生」の大合唱で平和裏に閉局

●5月13日(月)何年ぶりの創価大学だろう。清々しい大学構内を歩く。感慨もひとしおである。

 目的は通教生たちが、使っている「政治学」「社会政策論」の教科書が欲しくて、生協、そして本部棟まで来たが、一般には販売していないとかで、ガッカリ。

 その前に、国分寺市議会でなおの議員の一般質問を傍聴していたが、一期生らしい、真摯な、端切れの良い質問に嬉しかった。

●5月8日(水)愛知大学、302教室で西堀先生の財政学の講義を受けています。愛知大学地域政策学センター研究員として、教授の許可があれば受講できる、ありがたい制度。

 公共財とは何か!?公共財の理論は、財の性格から公共財を定義したもなので、価格メカニズムが働かないという性格を持つ。

・私的財と純粋公共財の中間に準公共財が存在する。準公共財は、価格メカニズムに着目して、一定の価格メカニズムが働く財である。

 連休明けて半分近くの学生が寝ています。

●5月4日(土)朝早く、高山に向かったはずが、行く先を変えて、一気に砺波のチューリップフェアまで走った。富山平野の一大イベントは真っ盛りのチューリップと青い空で最高!英気を養って、富山、高山、下呂と親戚や友人を訪ねて友好拡大に向かう!

●5月3日(金)華やかに「静駒会」発表会、苦楽共有し晴れやかに

 豊橋市公会堂で第16回「静駒会」発表会が、盛大に開かれた。これには多くの舞踊ファンが客席を埋め、次々と演じられる歌謡舞踊に魅入った。
 「静駒会」は20年前に岡崎静駒会主が中心となって市内吾妻町に教室を開いて、新舞踊の練習を重ねてきた。「芸を磨く」かたわら「地域に貢献していきたい」と年間40回以上の福祉施設の慰問も続けてきた。
 また昨年、袋井市に教室を開いたこともあり、袋井教室(会主静駒りゆ子)からも8人が参加し、彩りを添えた。
 中でも「舞妓はん」を踊った藤谷さくら(10)さん、藤谷めい(9)さん姉妹は、かわいい踊りを披露した。

 今回は38人が日頃の成果を存分に発揮したが、出演者の最高齢者は夏目きよ子さん、88歳。紫の着物で「むらさき小唄」を見事に踊りあげた。
 出演者の中には、病気と闘ったり、家族の介護に取り組んだり、様々な悩みや困難に立ち向かっている会員も多い。
 ダウン症の障害に負けず、練習に取り組んできた山本浩子さんもその一人。連続16回出演し、今回も「だから涙をみせないよ」をキビキビと踊った。

 「“力を合わせ、助け合って明るく楽しく”をモットーに頑張っていくのが静駒会です」と岡崎会主。最後に、岡崎静駒会主自ら「お伊勢参り」を艶やかに踊りあげ、盛んな拍手をあびた。(写真右)

 「花火音頭」でフィナーレとなり、出演者全員が、客席に花束を配り、「また、来年元気にお会いしましょう」と再会を誓い合った。客席には「日頃から慰問に来ていただいて、楽しい時間を過ごさせていただいています」と老人ホームからも多くの人が駆けつけ、拍手を送っていた。


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